◎技術の概要 ⇓マウス 本工法は,老朽化した既設管を更生した管とマンホールとの接続部を対象とし,更生管の抜出し・突出し・屈曲等に対応する耐震性能を付加させるために,更生前に非開削でフレキシブルな構造に改造を行う耐震化工法である。 マンホール内から,マンホール壁厚内の既設管の一部(管厚部のみ)を,専用の切削機により地山に貫通させることなく切削除去を行う。当該部分に,弾性と水密性を有した耐震ゴムリングを設置し,耐震ゴムリングの周囲空隙部に弾性湿潤エポキシ樹脂を充填する。 管きょの上下流のマンホール接続部に本技術を施工した後,更生管を構築することにより,更生管とマンホール接続部の耐震化を可能とする。 |
◎工法概要 耐震一発くん」は、更生管のマンホール接続部に、レベル2地震動による抜出し、突出し、屈曲等に対する耐震性能を付加させるために、更生前にマンホール接続部をフレキシブルな構造に改造する非開削の耐震化工法です。 施工は、専用の切削機によりマンホール壁厚内の既設管を地山に貫通させることなく切削除去した部分に、弾性と水密性を有した耐震ゴムリングを設置し、周囲空隙部に弾性湿潤エポキシ樹脂を充填してマンホール壁厚内に固定します。 上下流のマンホール接続部に本工法を施工した後、更生管を構築することにより、更生管とマンホール接続部の耐震化を可能とします。 |
◎特 徴 1. レベル2地震動による管きょの屈曲、抜出し、及び突出しに対応します。 2. 非開削の耐震化工法であるため、コスト縮減が図れます。 3. 更生管の性能(呼び径、強度、弾性等)に影響を与えません。 4. 専用の切削機によりマンホール壁厚内の既設管のみを切削除去することが可能です。 5. 地山に貫通しないため、近接する埋設物に損傷を与える危険がありません。 6. 施工が容易であるため、耐震化作業は短時間で安全に施工できます。 |
基本概念 変位概念図 |